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人口減少時代の地域交通。JR北海道の抱える矛盾と打開策を提言します。

10月 25, 2019

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管理人NORI

どうも管理人のNORIです

このブログをご覧いただいている方はすでにお気づきの通り、私の地元は北海道です。

本日は北海道の鉄道から地域交通について考えたいと思います。

北海道ではローカル線の廃線が進む。

現在JR北海道は深刻な経営危機に陥っています。

JR北海道では現在経営再建や合理化のため、自らの資産である路線を廃止しています。

北海道は広大な面積の一方、人口はわずか540万人ほどで札幌一極集中が進み都市間移動のニーズがそれほどありません。

 

そして寒冷な気候や現在の鉄道システム(路線管理、保守点検、保有もJR)では路線維持が困難になり、自らの資産である路線を廃止し赤字削減を行おうとしているのです。

最近では、夕張支線が19年4月1日に廃線となり、札沼線に関しても廃線容認の方向となりこちらも廃線となりそうです。

一方で北海道新幹線は札幌延伸工事が進めらている。

その一方で同じ北海道でありながら北海道新幹線が2031年度末の札幌開業に向けて工事が行われています。

 

新幹線は鉄道建設運輸施設整備支援機構が保有をしてJR各社に貸し付けて運営されるという仕組み。

整備新幹線計画に基づき、国が認可をして新幹線は開業されます。

 

つまり、JRの経営体力は問題なく認可事業として計画が覆ることなく、巨額の公共事業に絡む建設業界の工事受注、経済界の支援などにより工事は進められるのです。

新幹線は開業以来、高度成長のシンボルとしてそして地域活性化の妄信された材料として反対論を抑え人口減少社会に突入してもなお新規開業に向け各地で工事が進んでいます。

鳴り物入りで開業した北海道新幹線ですが開業効果は1年で薄れ2年目以降は厳しい状況が続いています。

それでもなお新幹線は今後とも国のアイコンとして工事は続き札幌延伸は達成されるでしょう。

その頃の道内では人口は500万人が割れているかどうかの瀬戸際で、空港は民営化されていて

自動車は高レベルで自動運転が可能になっています。

そんな中で新幹線は開業します。

新幹線が開業しても経営の改善はできない

全国有数の札幌圏と首都圏が新幹線で結ばれても私は、JRの経営改善には繋がらないと考えます

理由としては、人口が減少する中で新幹線が

起爆剤となって流動を活発化させるほどの効果はなくなっている事と何より競合分野(自動車、飛行機)に

太刀打ちできないと考えます。

 

JR発足以降、高規格の自動車道が次々とJR線を並行するように延伸。

都市間高速バスではJRより安い料金、快適な設備で利用でき一定のシェアがあります

 

今後、自動運転レベルが高度化するとJRをあえて使う必要が無くなるわけです。

また、飛行機では道内7空港が民営化され、LCC路線の新規獲得やターミナル改修など予想され長距離移動では俄然優位でいると思います。

 

何より現在の羽田~新千歳のドル箱路線のシェアを獲得するための料金、速度の優位性などなくシェアを奪うには至らない

 

そして、現状のJRの組織ではこういった時代変化のキャッチアップができないのです

 

鉄道会社はダイヤ運行を優先し、定刻発車、安全営業を責務、使命としています。

このような組織体制である以上、前例踏襲主義で変化を好まず組織の抜本的改革、新規チャレンジはできにくいのです。

 

特に上場した4社以外の3社はその傾向が強いと考えられます。

かつて国鉄が傾いた理由も車社会への対応が遅れ事と職員の親方日の丸意識が強すぎた事が原因です。

こういった組織では時代の潮流を掴むという事は出来ず旧態依然の考えがまかり通りデータ改ざんや事故が起きるのも病むを得ないと思います。

 

また安全投資をして設備の更新を図っても利用者が増えない限り、経営を圧迫するだけの材料でしかなく新規事業や抜本改革ができずポーズとしての廃線や資産売却でしか利用者に改善策をPRできないのです。

一方で過疎地域では交通弱者を支えている。

鉄道は自動車が普及する前から、地域の交通の足として機能してきました。

自動車がこれだけ普及したとしても、いまだに学生や高齢者などの欠かせない地域の足として存在しているのは確かです。

しかし、こうした役割は人口オーナス期に入り、公共サービスにおいても選択と集中を余儀なくされている日本にとっては維持することが難しくなり中~長期的に見ればローカル線の廃線の流れは加速すると考えられます。

北海道の各交通役割を今一度整理を

そういった様々な流れの中、北海道の地域交通はどのように考えればいいでしょうか。

まず道内の都市間で移動は自動運転の自動車やバスを積極的に支援を行い早期実現を目指し特区制度などを用いて

北海道を国内でも研究・開発拠点として整備を行うべきです。

 

鉄道事業の安全投資が経営を圧迫しているのであれば、それを切り離して上げて北海道新幹線+札幌近郊輸送、札幌~旭川間、札幌~釧路間の地域などの赤字額が少ない路線を運営させ組織体制をスリム化して経営の持続性を高めます。

 

貨物輸送に関しては私は、中期的には無人輸送に代替が可能ではないかと思います。

 

このままではほかの地域から「地方切り捨て」として捉えかねられません。

そこで、現在日本でもまだ普及段階である「カーシェアリング」を進め「ライドシェアリング」を解禁するのです。

 

旧態依然の鉄道よりも世界で潮流のシェアサービスが本州に先駆けて北海道で展開されるのです。

地方の人は、鼻を高くして自慢すればいいと思います。

もともと広い北海道では、人口が点在していて「大量輸送」の鉄道では地域の交通ニーズに見合う乗り物ではなかったのです。

 

石炭輸送など高度成長時代に鉄道は大量輸送という特性を発揮し経済を支えました。

また自動車が普及する前は地域の足としてなくてはならない交通手段でした。

しかし、今はその大量輸送という特性を活かせていません。

それであれば違う交通手段を選択するべきです。昔と違い、今は様々な交通手段があるのです。

 

カーシャアリングやライドシェアリングを行うことで、大樹町の事例の様な宇宙開発などの様な新規事業道内でも活発になると思います。

 

こうした各交通機関の得意分野をすみ分けしていき、競合関係をさけ共存していくことが道内の交通を守ることに繋がり、持続可能な交通体系を維持することができると私は考えます。私のただの戯言でしかないが・・・

伝えたい事

今回の投稿では、北海道のJRの経営状況や総合的交通を考える観点から希望観測ではなくできるだけ想定されうる未来のファクトを集め自分はこう考えるという事を大胆にお伝えしました。

今、廃線で揺れている自治体に住む利用者、関係者の方は当惑され激怒した人もいるかもしれません。

しかし、このまま衰退が予想される状況を打破し、大胆に未来を希望に満ちたものにするためには

こういった提案をした方私は議論を活性化させ有益につながると考えました。

 

例えば、今回の提案を真剣に考える人がいたら、その町に住む人が企業や行政に呼び掛ける事で自分の意見を伝えることができます。

 

SNS、ブログ、HPそういったものでも意思表示が可能です。

 

勿論、自分の選挙区の国会議員、市議会議員、町議会議員に報告会やセミナーなどで自分の意見を議員に伝えることはできます。

まずは、行動をすることから変えていきましょう。

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管理人NORI

いかがでしたでしょうか?

今回の意見はかなり意見が割れると思います。

しかし、私は例えばローカル線の廃止でも賛成でも考えて動くことが重要だと考えます。

傍観していても無関心でも事態は変わらないと思います。

私も自分の現時点での意見はまだまだ固まっていません。

これから、もっと素晴らしい意見に出会い、自分の故郷が将来にわたり輝いていく方法を

考えて関心を持っていたいと思います。

 

次回は、本記事で伝えきれなかった貨物運送や物流、さらに北海道新幹線と飛行機の今後についてお伝えしたいと思います。今回が「道内」の視点だとすると次回は「道外」の視点で伝えていきたいと思います。

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ブログをお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

NORI

生粋の道産子。目標は社会をより良くすること。現在32歳。大学卒業後、インフラ企業に就職。約9年働く。退職後、現在は中国在住。総合旅行業務取扱管理者、柔道初段など資格多数。旅と音楽とボランティアが好き。