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日本の漁業が危ない!!日本の海でいま起きている「異変」とは?

10月 20, 2019

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管理人NORI

さかな、さかな~♪

どうも、管理人のNORIです!

突然ですが、皆さん「お寿司」は好きですか?

日本人なら誰もが大好きなお寿司

お祝いの時やデートの時にお寿司を食べるのは至福の時ですよね。

美味しそうですよね!

そんな至福を感じるお寿司。

実は管理人は、生魚が嫌いで刺身は、ほとんど食べません。

何か主義があるわけでもなく単純に偏食です。(反省しています)

これを言うと、多くの人にびっくりされます(笑)

・北海道なのに勿体ない

・人生損しているよ

・信じられない

と散々DISられます。

あげくには、「お前は日本人か?」と外国人にすら言われたことがあります。(笑)

(焼き魚や焼きたらこ、イカ、魚介豚骨ラーメンは好きだったりします)

 

そんな、魚が嫌いな私でさえ心配になるのが近年の魚の漁獲量不振のニュースです。

北海道でもこういったニュースを見る機会が非常に多くなりました。

イカ、マグロにサンマ 壊滅的な不漁

函館の産業を支えるスルメイカの漁獲減少が深刻だ。函館市水産物地方卸売市場の11月における生鮮スルメイカの取扱量は、前年同月比62%減の38トンにとどまり、漁が解禁した6月からの累計も前年同期比48・7%減の826トンで、統計が残る2005年度以降、過去最低を更新

引用:北海道ニュースリンク 函館新聞 スルメイカ不漁深刻 取扱量過去最低更新 6ー11月【函館】

函館と言えばイカの街で有名ですが、年々漁獲量が減少しており市民は勿論、仲卸業や水産加工業も深刻な打撃を受けています。

イカの漁獲量が減ることにより食物連鎖の捕食者にあたるマグロも不漁になっています。

大間のクロマグロが記録的な不漁だ。今年の漁獲量は、昨年の3分の1程度にまで落ち込んでいる。漁師たちにとっては死活問題である。

また、全国の寿司店は、忘年会から新年会にかけての書き入れ時に、ネタとして定番のトロも赤身も品不足になり、値段も高騰

引用:FNN PRIME 2018年12月14日寿司屋から“トロ”が消える! クロマグロが幻の魚になる日

函館と大間は津軽海峡を挟んで隣り合う街。

 

津軽海峡は、太平洋の黒潮と日本海側の海流がぶつかる事で豊かな海として知られています。

その津軽海峡の恵みであり象徴でもあるイカとマグロが今、危機に瀕しています。

 

さらに、イカやマグロだけでなくこれから本格的な旬を迎えるサンマも過去に例を見ないほどの不漁となっているようです。

サンマの水揚げ量日本一を誇る北海道・根室の花咲港。秋の漁が8月上旬に解禁され、先陣を切って出港した小型船が同月16日までに戻ると衝撃が走った。水揚げはほぼゼロ。22日に中型船が実質的に「初水揚げ」をしたが、その量は17トンで、昨年の120トン強を大きく下回った。

引用:Yahoo!JAPAN ニュース 朝日新聞 DEGITAL   9/7(土) サンマ漁の出足、過去50年で最低 目黒の祭りも冷凍物

サンマと言えば秋の食卓に欠かせない安くておいしい定番の魚、そんなことは昔話になりつつあります。

 

今、日本の海はどうなっているのでしょうか?

漁業・水産資源管理は危機的状況

日本の水産資源がどれほど減っているのか。

図を見てみると一目でわかります。

引用: 水産庁 資料は農林水産省 「漁業・養殖業生産統計」

昭和59年のピークから1,282万トンから最新の平成28年436万トンとおよそ3分の1ほどに低下しています。

日本は排他的経済水域(EEZ)を含めたら世界6位の広大な面積を持つ海洋国家でした。

 

豊かな漁場を持ち、様々な魚を取ること事ができた、まさに世界一の水産大国だったはずです。

いったい何が起こっているのでしょうか?

大きな原因は、資源の枯渇

原因は日本の海で一網打尽に魚を取りすぎた事だと思います。

他にも各国がEDZの設定をして遠洋漁業が衰退した事、中国、韓国、台湾など経済発展やヘルシーな日本食普及に伴い魚食が増えた事、マイワシ資源の減少、海水温上昇等挙げられますが、適切な保護をせず取りすぎたのが一番の原因です。

大きく遅れている日本の資源管理

日本は世界から比べて資源管理が大きく遅れていると言われています。

各国では漁獲枠目標TAC(Total Allowable Catch)を多くの魚種に設定し、水産資源を守りながら漁業を成長産業にしています。

引用:日経ビジネス 独り負けニッポン漁業 ジム付き漁船、ノルウェーの贅沢な漁師たち

 

しかし、日本ではABC(Acceptable Biological Catch)を超えてTACを設定し魚を乱獲しています。

 

このABCは、魚が自然に個体繁殖ができるという値(生物学的許容漁獲量)です。

 

つまり、このABCを上回るTACを設定してしまえば乱獲に国がお墨付きを与えているようなものなのです。

もちろん漁師にも生活があります。

まだ成熟していない単価が低い魚をたくさん取り、量を確保するというこの漁業スタイルが水産資源を枯渇させているといえます。

海洋環境の変化

そして、漁場の変化も大きな原因です。

イカやサンマ、マグロもそれぞれの場所に留まることなく潮の流れに乗って移動します。

例えばイカは秋から冬に東シナ海で生まれて、太平洋や日本海から北海道に向けて北上します。

そして北海道付近の海域を生育場にして成長して、また次の年に東シナ海で産卵するというルートが考えられています。

そしてイカを餌にするマグロも同じルートで泳いできます。

それが海水温の上昇や産卵する漁場の変化により記録的な不漁が続いているのです。

水産資源保護の意識を

漁獲量が減少していることは私たちにとってあまり身近ではないかもしれません。

管理人も海鮮が好きでないこともあり「自分には関係ない」と感じていました。

しかし、それは大きな間違いでした。

理由は、大きく2つです。

 

漁業が衰退することで地域はさらに衰退

北海道では四方を海に囲まれ、漁業が地域の主要産業である場合が多く、地域の重要な収入源になっています。

その漁業が縮小すると、経済が悪化して地域が衰退するという悪循環になります。

漁業は食料自給率の低い日本で、豊かな海の恩恵のもと多く取ることができました。

しかし、現在は多くを輸入に頼る状況になり漁師の高齢化、魚離れが影響して漁業の持続可能性が揺らいでいます。

 

食を守れない

魚食文化というのは日本の食には無くてはならないものです。

その文化が無くなる、それはとてもさみしい事です。

そして今後、世界では人口増加により食糧の確保というのが大きなテーマになります。

いざという時に海の資源が枯渇していたら考えるだけでとても怖いです。

以上大きな2つの理由で私はこの問題にとても関心をもっています。

自分たちの子供のためにも漁業をどう守るかが問われていると思います。

 

この問題について参考になった本を紹介します。

勝川敏雄さんの「魚が食べられなくなる日」です。

この問題をもっと詳しく知りたい方に最適な本です。

魚が食べられなくなる日 (小学館新書)

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私たちに出来る事

海洋環境の変化、世界各国の漁業政策、水産資源管理体制など話が大きく私たちに出来ることは少ないかもしれません。

しかし、漁業が危機的状況を迎えている中、関心を持つ、水産資源を守れ!と声を出す、伝える事が大事だと思います。

大事なのは私たちの子供たちの未来にも影響するという事。

自分の子供においしいお寿司を食べさせたい、豊かな海を守っていきたいですよね?

関心を持つ。そこから始められます。

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管理人NORI

いかがでしたでしょうか?

今回は、日本の海で起きている異変について取り上げました。

単にお魚が高くなり、日々の食卓に打撃!という話ではなく問題はもっと深刻であるという事が分かったと思います。

そして、この魚を守っていくことはSDGs(持続可能な開発目標)に定められた海の豊かさを守る事にも繋がります。

日本では廃プラスチックによる海洋汚染がクローズアップされ水産資源については、あまり論じられていません。

しかし、日本の食を守るというとても重要なテーマです。

皆さんも興味を持っていただければと思います。

ブログを読んで頂きありがとうございました。

この問題を伝えたい、知らせたいと思った方はシェアをお願いいたします!

この記事を書いた人

NORI

生粋の道産子。目標は社会をより良くすること。現在32歳。大学卒業後、インフラ企業に就職。約9年働く。退職後、現在は中国在住。総合旅行業務取扱管理者、柔道初段など資格多数。旅と音楽とボランティアが好き。